春です。気持ちを新たにしながらも、初心を忘れずにしたいと思います。
さてさて、歯の着色に影響する食品としてカレーやコーヒーなどが有名ですが、白い歯を求める方々からは目の敵にされていますよね。けれども今回はスペシャルなカレーのお話。歯に良い話かどうかは別次元ですのでよろしくご理解のほどを。
私の出身地である新庄で有名なものといえば、“くじら餅”と“モツらーめん”が挙げられます。ところが、小さな喫茶店で供されるカレーが山形からの出張族の間で大きな話題になっております。その名も「スペシャル・カツカレー」。ベタなネーミングではありますが、食べれば納得のスペシャルなのです。
何がスペシャルなのか?まずはカレーボウルにご飯。その上にキャベツやもやしの野菜炒めが乗っかっています。さらにその上には肉厚のロースかつが鎮座し、その上から溢れんばかりの甘辛カレーがたっぷり。これをスプーンではなくフォークで食べるのです。甘辛のカレーに絡まるシャキシャキの野菜炒めがなんともスペシャル。さらにジューシーなカツとごはんの相性の良さ。スパイシーな香りと食感がたまりませんなぁ。味も素晴らしいけどボリュームもすばらしいので、完食したら「お腹が苦しぃ~」となるけど食べてしまう美味しさなのです。そして翌日には再び食べたくなってくる不思議な魅力があります。
山形からの出張族は確実にリピーターになっているとのこと。実を言うと新庄出身である私が、このカレーのことを初めて知ったのは山形の支店長族からの情報でした。是非とも新庄においでの際は、チャレンジしてみてください。
ホントにカレーだけの話でゴメンなさい。
歯学博士 沼澤 孝典