ひょんなことからテニスの大会に出ました。
数年前から健康維持のためにと、とある企業のテニスチームに入れてもらっています。たまに練習に出て身体を動かす程度がとても心地よいのです。他のメンバーは、しっかり練習して大会での勝利を目指しておりますので、邪魔しないように気をつけながら練習に参加していました。まぁ要するに、チームとしては飲み会要員的な位置づけです。
そんなある日「僕と組んで大会出ませんか?」というお誘いがありました。ペアが怪我をしたとかで。ちょうど予定の無い日だったので、真夏の暑さにもめげずにダブルスの大会に出場しました。当然、惨憺たる結果だったのですが、試合に出るのもなかなか面白いもんだな・・・と。そして祝勝会(の予定だったが反省会になった)のビールがとても美味しかった。
そんなこともあり、ちょこちょこ練習にも顔を出していたら、今度は「シングルスに出ませんか」とのお誘い。イヤイヤ、さすがに身体がついていかないでしょ。と一旦は断ったのですが、やってみなければわからないでしょ・・というみんなの勧めで出場することになりました。
いざ試合に出てみると、前後左右に駆けずりまわるゎ、汗が噴き出るゎ、ゼェゼェ呼吸が収まらないゎ、ダブルスでは経験できない未知の世界だったのでした。イメージは、ロジャー・フェデラーのように華麗にコートを舞う姿なんですが、傍から観たら蟻地獄に捕まってもがき苦しんでるようにしか見えなかったことでしょう。ぁ~ザンネン!それでも反省会のビールは、 疲れた身体に美味しく染み渡りました。
今年はスポーツの秋になりそうです。
歯学博士 沼澤 孝典