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ワクチン接種

私は小さい頃から注射が大っ嫌いです。職業柄、大きな声では言えないのですが、ヘビと同じくらい嫌いなので、私の中では横綱級の”大っ嫌い”です。注射が好きな人なんていないと思いますが、私の場合は、注射でも点滴でも血液採取でも顔を背けてしまいます。刺入点を見ることが出来ず、目を開けていることさえ出来ず、心を穏やかにすることなんて出来るはずもなく、緊張のため全身に力を込めて注射を受けることになります。今は涙を流さないだけ大人になりました。そんな状態なので、毎回必ず「大丈夫ですか?」と、看護師さんからのやさしい応援をいただいております。
さて、日本でもいよいよ新型コロナウィルスのワクチン接種が、本格的に始動しましたね。注射嫌いとは言っても当然のことながら、私はワクチン接種を受けますよ。自分自身を守ることによって、みなさんにご迷惑をかけないためにも。現代の医学、化学、薬学に心から感謝です。報道でご存知の方も多いと思いますが、新型コロナワクチンの接種には筋肉注射が用いられています。そう、小さい頃に打ったあの”お尻注射”ですよ。「肩より痛くないからね~」なんて言われお尻を差し出したものの、痛いものは痛いっす! ちょっと前までは胃カメラ検査の直前にお尻に注射されていたなぁ。しかも無言で。まぁ大人だから。。。(涙)やっぱりお尻の方が痛くないのかなぁ・・・なんて思いつつも、ワクチン接種会場で一人だけお尻を差し出すわけにもいかず、肩のところの三角筋を鍛えておこうかなと画策中です。効果があるかは知らないけど。

歯学博士  沼澤 孝典