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無花果(いちじく)

稲刈りの作業を見ていたら、何故だかおばあちゃんに作ってもらったイチジクの甘露煮を思い出しました。なんともいえない甘さとやわらかさ。口の中の記憶が蘇りました。
私も数年前からイチジクの甘露煮に挑戦しております。最初の頃は焦がしたりもするので、鍋を振り続けて一時間は離れられませんでしたが、最近では自分なりにいろいろ工夫して、ふっくら仕上げられるようになりました。自己流の甘露煮には、たっぷりのお砂糖に少量のお酒とハチミツが入ります。まぁ、お愛想ではありますが、お裾分けしたみなさんに美味しいと言っていただいております。
裏庭にあるイチジクの樹は、毎年たくさんの果実をつけます。花が咲かない果実ではありますが、実は果肉のプチプチが花なんだそうです。最盛期には、毎朝早起きして収穫します。毎朝ってのが結構大変です。そうしないと、熟れ過ぎたイチジクにスズメバチが集まってきちゃうから危ないんですよ。
収穫の時には、長袖、長ズボン、帽子にタオルでほっ被りという重装備で臨みます。なぜかというとイチジクの葉っぱの裏にはギザギザの硬い毛が密集していて、肌が露出していると紙やすりで擦られたように赤くヒリヒリしちゃうんです。このイチジクの葉っぱ、アダムとイヴが裸を隠すために使った葉なんですって。昔の人は肌が丈夫だったんだなぁ・・・と妙なところで感心しちゃいました。
それにしても、旬の果物って美味しいですよね(^o^)

歯学博士  沼澤 孝典