今年度も山形歯科専門学校の講義が始まりました。
山形歯科専門学校の衛生士科は３年制で、１年生と２年生の前期が主に座学を中心とした講義で、２年生の後期と３年生の前期に臨床実習を中心としたカリキュラムが組まれております。臨床実習とは病院や診療所においての実践的な実習を行うことで、沼澤歯科医院も実習施設に指定されておりますので、時々緊張気味の実習生を見かけた方も多いのではないでしょうか。当院の歯科衛生士も全員ここの卒業生ですから、みんなあたたかい目で見守りながら実習指導を行っております。
さて私の受け持っている講義ですが、担当教科は歯科臨床概論と歯科補綴学です。何故かはわかりませんがいつの間にか２教科を受け持つことになっていました。来年からは少し減らしてもらおうとコッソリ画策中です。
講義の時間、入学して間もない１年生は緊張した眼差しで講義に向かってきますが、２年生ともなると小慣れた感じで受講しています。とはいっても大切なところはシッカリ集中しているようなので不真面目ということではありません。２年後や３年後に国家試験というステップがあり、その後に歯科衛生士のプロフェッショナルになるという明確な目標があるからです。そんな娘たちのキラキラした顔を見ると、こちらも気合が入るというものです。
山形の歯科衛生士のレベル向上のために、私も頑張りますよー!!
歯学博士 沼澤 孝典