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時の過ぎゆくままに

新年を迎え、時の流れの早さに驚いていると同時に、世の中の流れの速さも実感するこの頃です。電子決済システムだの仮想通貨だの、私自身の理解が追いつかない状況にあります。でも慣れればとても便利なんでしょうね。きっと。
今では当たり前のように使われているLINEなどは、便利だからと数年前に子どもたちに誘われて始めたのですが、無くては困るくらい必要なアイテムになっていますよね。進学などで子どもたちが家を離れた今、特に感じているのですが、家族での情報共有というか同時の会話が成り立つのがすごく便利ですね。
地球の裏側に旅行中の娘から、時差を感じながらも写真や動画が瞬時に送られてきたりして、しかもWi-Fi環境ならば無料で声も聞けちゃうのってスゴイなぁと思うのです。
Suicaにいたっては、最初の頃こそ切符を買う手間が省ける・・程度に思っていたのが、今では日本中の公共交通機関で利用できるばかりでなく、食事や買い物、自動販売機やマッサージまで、小銭をやり取りすることなくとても便利です。
そんな時代に取り残されないように頑張ろうとしてはみるものの、流れに身を任せるのも人生かと、ちょっとだけ哲学的なことを考えつつ、ジュリーの歌が頭の中でグルグル回っている新年でした。

歯学博士  沼澤 孝典