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ホテルの掃除

昨年、10年ぶりくらいに全員が揃ったので“沼澤歯科医院スタッフ旅行”に行ってきました。情勢が不安定な香港を避け直行便で「マカオ」に。
マカオでの数日間、観光やショーの観覧、食事や買い物などを満喫しました。そして帰国の途につく最終日の朝。フライトはam9:30だったのでam7:30にホテルを出発することにしていた私たちは、それぞれ朝早くから身支度をしていたのだと思います。私も湯船につかって目を覚ますため、バスタブにお湯を張っておりました。帰路はウェブチェックインをする必要があり、私がみんなの分をまとめてすることにしていたのですが、その時にふと、まだしていなかったことを思い出したのです。ちょっとマカオ航空のウェブサイトを確認しておこうとテーブルに行ってスマホをいじり始めておりました。文字が細かくて見づらいな・・・なんて思いながら。あ、そうそう、そろそろお湯が!・・・・・・・・浴室に行ってビックリ!なんとデカイ蛇口からはドバドバ勢いよくお湯が噴出されて、浴槽から溢れ出たお湯は既に洗面所のタイルを全面的に覆いつくしており、寸でのところで室内のカーペットに染み出そうと待ち構えているではありませんか! 一瞬、帰国便に間に合わない私の姿が頭を過りました。「あらアラあら!」こんな時って他人事みたいな言葉が出るんですね。それからというもの、私の記憶の限りでは部屋中のタオルをかき集め、“床を拭いて排水溝でタオルを絞る”という動作の繰り返し。最後に乾いたタオルで綺麗にタイルを仕上げ拭きしました。ハウスキーパーは 普段ここまでの床拭きはしないのでしょうけれども、汚れでまっ黒になったタオルにビックリしてしまいました。
朝の大掃除を終えた私は、ウェブチェックインもなんとかこなし、大騒ぎしたことはスタッフの誰にもバレずに、涼しい顔で帰国の途につくことが出来ました・・・とさ。

歯学博士  沼澤 孝典